Q&A

2017.08.18更新

歯科の治療をする上でどうしても、麻酔が必要な事が多くあります。麻酔がなければ、進行した虫歯を削る事や、歯ぐきの中にある歯石を取る事も、インプラントの手術をする事もできません。しかし、その麻酔が痛いために、歯科恐怖症になってしまう方も多いのも事実です。

最近では、無痛治療と宣伝している歯科医院も多くなってきました。なるべく痛くない治療を行うために、様々の工夫がされております。

 

1 表面麻酔を行う

通常の麻酔は注射器を使用しますが、針が太かったり、麻酔をする時にぎゅっと強く注射器を押したり、麻酔液が冷たかったりなどの理由で痛みを感じるのです。

まず痛くない麻酔を受けるために、針を刺す前に歯ぐきの表面にジェル状の麻酔を塗る表面麻酔という方法があります。表面麻酔をすれば、針を刺されても痛みは感じにくくなります。 表面麻酔は数分で効いてきますので時間はかかりませんし、バナナやチェリー味などで苦みが少なくなっています。しかし、この表面麻酔は必ず使用しなければいけないものではないので、使用して欲しい事を事前に伝えておくといいでしょう。歯科医院によっては、貼るタイプやスプレータイプなど違いがあると思いますが効果は一緒です。

2 細い針を使用する。

表面麻酔が効いてきた所で、注射器を使用していきます。 この時、針は一番細いタイプのものだと痛みが少なくなります。「33G」というものが歯科で使用される一番細い注射針です。

 

3 電動の注射器を使用する。

手でぎゅっと押して麻酔するよりは、電動注射器を使った方がさらに痛みは軽減されます。麻酔液が歯ぐきに入る時に、ぎゅっと圧力が加わって入ってくると痛みを感じますので、電動注射器を使いゆっくりと麻酔液を入れていく事で痛みが少なくなるのです。注射器を使用する。

 

炎症が強い時や処置をする場所(骨の厚さや歯肉が薄いところ)は通常よりも痛みを感じる傾向にありますが、やはり『麻酔が痛い』というイメージが緊張を促し、痛みを感じやすくしますので、リラックスをして処置を行うことをお勧めします。

 

無痛治療はとても難しいと思いますが、『微痛治療』は様々な工夫により可能かと思います。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

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