Q&A

2017.07.24更新

歯科のトラブルというものは、直接目で見ることのできない内部で起こっていることがほとんどです。

レントゲンを撮ることで、歯や骨の内部で何が起こっているかを知ることができるため、歯科ではレントゲン撮影はとても有効です。歯科医院では一般的にレントゲンで次のようなことを確認しています。

歯科を含む医療用のレントゲンで使われているのはX線と呼ばれる放射線です。放射線というと特殊なイメージや危険なイメージを持つ人も多いですが、実はそれほど特殊なものではなく、日常生活の中でも頻繁に放射線を浴びているのです。

人間が被ばくする放射線には自然放射線と人工放射線の2種類があります。

自然放射線とは人間の活動がなくても自然界に元々存在している放射線のことで、宇宙線や大気中、食物中に含まれる放射線を指します。これは避けたくても避けることのできない放射線です。

自然界から浴びる放射線量と歯科用レントゲンによる放射量を年間に自然界から浴びる放射線量と比べて、歯科のレントゲンの放射線量は1極めて微量です。また被ばく量は東京~ニューヨーク間を飛行機で往復するよりは少ないことは確かです。 それゆえ、歯科のレントゲンの被曝量は体に問題を起こすレベルではないと言えるのです。

 

 歯科医院でレントゲンを撮る時は、放射線をブロックする鉛でできた防護服(防護エプロン)を身につけます。撮影部位は口周囲ですし、撮影時に発生する放射線もごく微量であることから、妊娠初期を含めて胎児への影響は限りなく少ないと言えます。

ですが、妊娠していることが分かっている場合は、念のためレントゲンの撮影を避けたり、必要最低限の回数にとどめたりする方が良いでしょう。

妊娠中の方は必ず歯科医師にその旨を伝えてください。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

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