2018.01.23更新
虫歯で歯が欠けてしまってた場合やなど歯の代わりの詰め物をします。詰め物の種類は大きく分けて2種類あり、
歯の状態により治療法が分かれます。
歯の欠損が大きい場合や隣の歯に虫歯がかかる場合などは、一般的に金属の詰め物を選ぶことが多いです。金属は形どりをし作製するので、適合がよく、丈夫です。しかし金属が入る形に削る為、健康な歯を削るデメリットもあります。歯科に関しては1度治療した歯は再治療をすることがあるので、健康面的にはなるべく歯は削らない方が良いと思います。
また、前歯や小さい虫歯などは、歯の色の歯科用プラスチック(コンポジットレジン)を使用して治します。メリットとしては、最小限の削りで良い為、健康な歯を残せます。
しかし金属に比べると強度的に弱く、お口の中での直接的な治療になる為、歯科医師の技術が必要になります。
1度、歯を削ると歯は戻りませんので、なるべく健康な歯残し、また虫歯にならないように定期検診をお勧めいたします。

本来なら、隣の歯に虫歯がかかっていますので、金属で治療することが多いですが、健康な歯が多い為、今回はプラスチックで治療していきました。

健康な歯を残して治療ができましたが、今後は強度や適合等の問題があるので、定期的に確認が必要です。
投稿者: Dental Office SAGAMIHARA
2018.01.22更新
入れ歯や被せ物は大きく分けて2種類あります。
保険内での治療と保険外での治療です。
保険内の治療は保険制度によって定められた範囲内で、どの歯科医院で治療しても同じ金額で同じ治療を受けることができます(治療内容は歯科医師によって変わりますが)。治療費に関しても患者さんが加入している組合より一定の負担額を支払うという仕組みになっているため、費用を襲えてが治療を受けることができます。しかし限られた材料を使用しなければいけない為、審美的、機能的に問題が起こることがあります。
保険外の治療は、ご存知の通り、費用がかかりますが、使用する材料の制限や時間等の制限が少ない為、結果より良い治療、入れ歯、被せ物が提供できます。
入れ歯を例にとって説明しますと
保険の入れ歯です。上顎のところもプラスチックを使用する為、どうしても強度が必要になり、厚くなります。

保険外の入れ歯です。上顎のところを金属に置き換えることにより、違和感、強度、熱の伝わり方、場合により味覚も保険内のものよりも改善します。
プラスチックと金属の断面図になります。やはり厚さがかなり違うので、違和感等が少ないです。また形どりをする材料違う為、適合もよく、しっかりお食事ができます。
保険内治療は世界的にも素晴らしい制度かと思います。ただ治療の幅をしまう恐れもありますので、保険と保険外治療をうまく選択していただき、快適な食生活を送っていただきたいと思います。
投稿者: Dental Office SAGAMIHARA
2018.01.20更新
歯周病は歯を支える周囲組織の病のことです。
周囲組織として歯肉、骨、歯根膜、セメント質からなります。
昔は歯槽膿漏と言われていましたが、今は歯周病に変更しました。
歯周病になると、歯茎からの出血、腫れ、排膿などが起こり、そのままの状態にすると、歯を支えている骨が溶けていきます。そして歯が揺れ始めて最後には抜けてしまいます。
歯周病は、初めは無症状で進行していきます。また一時的な痛みで落ち着く場合もありますが、磨き残しや噛み合わせなど様々な原因が考えられます。また治療をしなければ、進行
しますので、定期的に歯科医院でチェックしてください。
投稿者: Dental Office SAGAMIHARA
2018.01.19更新
テレビでよく入れ歯安定剤のCMを見かけることがあるかと思います。
そもそも入れ歯安定剤とは何か?また使用上の注意点等を説明いたします。
入れ歯安定剤とは入れ歯が合わない、また当たって痛いときに応急的に使用して入れ歯を快適に使用する製剤です。
種類は
クリーム、シート、粉末、クッション等がありますが、使用法については製剤によって違いますので、自身の症状に合わせて使用をお勧めします。
使用することで、入れ歯が安定したり、噛めるようになったりと、快適に食事ができることがあります。
しかし入れ歯安定剤は合わない入れ歯に長期間使用すると、歯茎が痩せてしまったり、噛み合わせがずれたり、入れ歯の破損につながりますので、あくまでも補助的な材料なので、
現在使用している入れ歯が合っているが歯科医師と相談して使用してください。
投稿者: Dental Office SAGAMIHARA
2018.01.18更新
部分入れ歯の金属バネ(クラスプ)前歯にかかると目立ってしまい気になる方がかなりいらっしゃいます。
保険の入れ歯は材料に制限がありどうしても、クラスプが金属になってしまいます。
当院では保険外になりますがクラスプが目立つところにかかる場合、透明なクラスプ(材質はプラスチック)をご用意しております。
従来の目立たない入れ歯は壊れたりした場合、修理が困難な為、義歯自体の作り直しをしなければいけませんでしたが、透明なクラスプは折れてもクラスプを交換できるので
今までのものより長持ちしやすいです。
入れ歯も体の一部なので、なるべくあったものを長く使用していただきたいと思っております。
どのような治療、材料にもメリット、デメリットがありますので、担当の歯科医師と相談してください。


投稿者: Dental Office SAGAMIHARA