Q&A

2017.08.22更新

 

ハブラシでブラッシングしただけでは、歯と歯の間は十分みがけない事があり、プラーク(歯垢)や食べかすが残ってしまいます。みなさんもご存じのとおり、ムシ歯や歯周病の原因はプラークです。

虫歯や歯周病、口臭などのトラブルを防ぎ、口の中を清潔に保つには、歯ブラシを使ったブラッシングに加えて、デンタルフロスを使ったフロッシングを行うことが有効です。

 

フロスを40cmほど(指先からひじまで)の長さでカットします。

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両手中指(人差し指)にフロスを軽く数回巻きつけます。利き手と逆の手に多めに巻きつけましょう。

フロスをピンと張ったとき、両中指の間隔が10~15cmになるように調整します。

親指と人差し指でフロスを支え、間隔を1~2cmに保ちながら操作していきます。

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はじめのうちは指に巻きつける方法だとうまく出来ない場合は、フロスを輪っかにして行うと、簡単に出来ます。

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動かし方のPOINT

上から見ると「く」の字形になるように歯面にピタッと押しあてます。

歯の側面に沿わせながら、ゆっくりと上下させてこすり、プラークをかき取ります。

 

色々な歯磨きグッズがありますので、活用してお口の中を清潔に保ちましょう。

 

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.08.18更新

歯科の治療をする上でどうしても、麻酔が必要な事が多くあります。麻酔がなければ、進行した虫歯を削る事や、歯ぐきの中にある歯石を取る事も、インプラントの手術をする事もできません。しかし、その麻酔が痛いために、歯科恐怖症になってしまう方も多いのも事実です。

最近では、無痛治療と宣伝している歯科医院も多くなってきました。なるべく痛くない治療を行うために、様々の工夫がされております。

 

1 表面麻酔を行う

通常の麻酔は注射器を使用しますが、針が太かったり、麻酔をする時にぎゅっと強く注射器を押したり、麻酔液が冷たかったりなどの理由で痛みを感じるのです。

まず痛くない麻酔を受けるために、針を刺す前に歯ぐきの表面にジェル状の麻酔を塗る表面麻酔という方法があります。表面麻酔をすれば、針を刺されても痛みは感じにくくなります。 表面麻酔は数分で効いてきますので時間はかかりませんし、バナナやチェリー味などで苦みが少なくなっています。しかし、この表面麻酔は必ず使用しなければいけないものではないので、使用して欲しい事を事前に伝えておくといいでしょう。歯科医院によっては、貼るタイプやスプレータイプなど違いがあると思いますが効果は一緒です。

2 細い針を使用する。

表面麻酔が効いてきた所で、注射器を使用していきます。 この時、針は一番細いタイプのものだと痛みが少なくなります。「33G」というものが歯科で使用される一番細い注射針です。

 

3 電動の注射器を使用する。

手でぎゅっと押して麻酔するよりは、電動注射器を使った方がさらに痛みは軽減されます。麻酔液が歯ぐきに入る時に、ぎゅっと圧力が加わって入ってくると痛みを感じますので、電動注射器を使いゆっくりと麻酔液を入れていく事で痛みが少なくなるのです。注射器を使用する。

 

炎症が強い時や処置をする場所(骨の厚さや歯肉が薄いところ)は通常よりも痛みを感じる傾向にありますが、やはり『麻酔が痛い』というイメージが緊張を促し、痛みを感じやすくしますので、リラックスをして処置を行うことをお勧めします。

 

無痛治療はとても難しいと思いますが、『微痛治療』は様々な工夫により可能かと思います。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.08.12更新

歯ブラシは色々な種類のものが販売されています。

お口の状態は千差万別でが、歯ブラシを選択するときにポイントを3つ説明いたします。

1 毛の形状は平らなものを選択する。

基本的には一直線で平らにカットされた歯ブラシがおすすめです。なぜなら平らな形状は歯垢が溜まりやすい歯と歯肉の境目を磨くのに適しているためです。

山切りになった歯ブラシがよく売られていますよね。こうした商品は歯間の挟まった歯垢を落とすためにギザギザの加工がされているのですが、この形状は一般的に毛先が寝やすいため、歯垢除去の効率が下がってしまいます。ローリング法といってブラシをぐるっと回転させて磨くシーンがありました。その方法が主流だった頃は、山切りの意味がありました。現在はブラシを小刻みに動かすバス法が主流のため、山切りのあまり意味はありません。

歯間に挟まった歯垢をしっかり落とすのであれば、デンタルフロスを使いましょう。デンタルフロスであれば、歯並びが悪い人でも歯間をばっちり清掃することができます。

 

2 毛の硬さは「ふつう」「やわらかめ」を選択する。

「かため」は、ご年配の方や子供など手の力が弱い人であれば適切で良いのですが、一般の人が使った場合、歯茎を傷つけてしまい、口内炎を発生させたり、歯茎を下げてしまったりする原因になってしまうんです。特に自己流で磨いている方は、ブラシの圧力が強い傾向があります。

また、「ふつう」と「やわらかめ」だったら「ふつう」の方がおすすめです。「やわらかめ」のブラシだと、柔らかいゆえにブラシの毛先が寝てしまうことがあり、歯垢の除去の効率が悪くなる場合があります。しかし「ふつう」でも力が入り過ぎてしまい歯茎の炎症が起こってしまう人や歯周病の方などは「やわらかめ」を使用しましょう。

 

3 ヘッドの大きさは「小さいもの」を選択する。

ヘッドが大きい歯ブラシだと、前歯の表面は磨きやすいのですが、大きすぎることにより奥歯まで歯ブラシが届かず、磨き残しを作ってしまいます。特に男性と比べあごの大きさが小さい女性は、ヘッドが「小さいもの」でないと磨きにくいはずです。奥歯もケアするためにも、「小さいもの」を選ぶことが大事です!目安として、上の前歯2本分くらいの大きさのものを選ぶことがよいとされています。

 

何かご不明な点がありましたら、歯科医師、歯科衛生士に尋ねてみてください。

 

 

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.07.26更新

楔状欠損(くさび状欠損)とは、エナメル質とセメント質の境目である歯頸部にしばしば発生する欠損のことです。

くさび状欠損になってしまうと、見た目の問題や知覚過敏の問題などが出てくる可能性があります。
楔状欠損 (くさび状欠損)は、このように歯と歯ぐきの境い目が削れているのが、くさび状欠損の特徴です。

くさび状欠損は誤ったブラッシングが原因で作られると長年考えられてきましたが、ブラッシングをしていない部位にも見られることや、歯ブラシを使用する習慣のなかった古代人や動物の歯にもくさび状欠損があるという報告もあること、また、犬の歯をひたすらブラッシングする実験では楔状欠損は出来なかったことなどから、現在ではブラッシングが楔状欠損の原因であるという説は疑問視されています。


このように、咬合力によって起こる歯頸部の歯質の破壊のことをアブフラクションと言い、くさび状欠損=アブフラクションだと言っている歯科医師もいます。

ただ、ブラッシングを過度に行なっていたヨーロッパ諸国では楔状欠損が高頻度で見られるということもあるので、おそらく誤ったブラッシングはくさび状欠損をを助長する因子の一つなのでしょう。

 このような場合知覚過敏等の症状が出やすいので、しばらく続くようならば歯科医院に受診しましょう。

 

 

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投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.07.24更新

歯科のトラブルというものは、直接目で見ることのできない内部で起こっていることがほとんどです。

レントゲンを撮ることで、歯や骨の内部で何が起こっているかを知ることができるため、歯科ではレントゲン撮影はとても有効です。歯科医院では一般的にレントゲンで次のようなことを確認しています。

歯科を含む医療用のレントゲンで使われているのはX線と呼ばれる放射線です。放射線というと特殊なイメージや危険なイメージを持つ人も多いですが、実はそれほど特殊なものではなく、日常生活の中でも頻繁に放射線を浴びているのです。

人間が被ばくする放射線には自然放射線と人工放射線の2種類があります。

自然放射線とは人間の活動がなくても自然界に元々存在している放射線のことで、宇宙線や大気中、食物中に含まれる放射線を指します。これは避けたくても避けることのできない放射線です。

自然界から浴びる放射線量と歯科用レントゲンによる放射量を年間に自然界から浴びる放射線量と比べて、歯科のレントゲンの放射線量は1極めて微量です。また被ばく量は東京~ニューヨーク間を飛行機で往復するよりは少ないことは確かです。 それゆえ、歯科のレントゲンの被曝量は体に問題を起こすレベルではないと言えるのです。

 

 歯科医院でレントゲンを撮る時は、放射線をブロックする鉛でできた防護服(防護エプロン)を身につけます。撮影部位は口周囲ですし、撮影時に発生する放射線もごく微量であることから、妊娠初期を含めて胎児への影響は限りなく少ないと言えます。

ですが、妊娠していることが分かっている場合は、念のためレントゲンの撮影を避けたり、必要最低限の回数にとどめたりする方が良いでしょう。

妊娠中の方は必ず歯科医師にその旨を伝えてください。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.07.23更新

 

睡眠時の歯ぎしりはやくいしばりは原因がまだはっきりしておりません。ストレスも原因の1つとして考えられております。

睡眠時間に歯ぎしり等で歯に掛かる力は普段の数倍の力が掛かると言われています。

歯ぎしりの音は様々ですが普段意識下で歯をこすり合わせても出ないような

音(ギリギリ、カキンカキンなど)が出るくらいの力が掛かっています。

そのぐらい強い力が長い期間掛かり続ければ歯が削れたり顎関節や周囲

の筋肉に負担を掛けてしまいます。

予防方法としては就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着して歯ぎしりやくいしばりを予防するものではありませんが歯への

負担を減らす方法や痛みがある場合などはマッサージをすると、痛みが軽減できる場合があります。

マウスピース(ナイトガード)は歯科医院にて健康保険適用で作製することができます。

 

 

<歯ぎしり(ブラキシズム)の特徴>

・歯が削れてフラットになっている。

・歯の歯茎寄りの側面が削れている。

・下顎骨隆起、口蓋隆起にみられる骨の発達

・咬筋が発達しエラが張ったように見える

・歯や詰め物が欠けやすい

 

何か気になる点がありましたら、ご相談してください。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.07.19更新

もっとも一般的なクリーニング頻度は3か月に一度といわれています。一度、歯科医院での専門的なクリーニングを行うと、虫歯菌や歯周病菌が少なくなりますがゼロになるわけでなく、再び増殖をします。この細菌数がもとに戻るのには個人差はありますが、2~3か月と言われているからです。歯や歯茎に悪影響を及ぼす前に、歯医者さんで取り除く必要があります。

またお口の中の状態(歯周病のリスクが高い方や、被せ物や詰め物が多い方)などで1ヶ月ごとの検診をお勧めすることもあります。

お子様に関してはフッ素をトレーにて塗りますので、3ヶ月間隔がよろしいかと思います。

 

定期検診のメリットは

虫歯や歯周病などのお口の異常を早期に発見できれば、治療に要する回数や期間もそれだけ短くすることができます。
虫歯が大きかったり、多かったりしますと通院期間は数ヶ月もかかることもあります。そして、虫歯や歯周病などの異常が小さいうちに見つかれば、その分治療費も低めに抑えることができます。年数回の検診を受けるだけで、歯科治療の回数や期間、費用を低減できるメリットがあります。

定期検診を受けていない方と、受けている方は生涯の歯の医療費は検診を受けている方が安いというデータもあります。

 

検診時に磨けていないところなど、必要ならばブラッシング指導を行います。

歯科医院を治療の場と考えるのではなく予防の場と考えて頂ければ幸いです。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.07.17更新

残っている歯の状況や入れ歯の形により一概には言えませんが、

以前は入れ歯が入っている部分のお肉を休ませるために、とったほうがいいという考えでした。

しかし 最近は、阪神・淡路大震災が早朝起きたため、夜入れ歯を外したまま就寝し、そのまま避難した後、入れ歯がないのに気がつき困られた方が多数いたと報告を受け
とらななくても良いと指導している医院が増えてきました。
就寝時入れ歯を外す場合は乾燥を避け、水にいれるかしめった布巾に置くなどしてください。

お口の状態が違いますので、かかりつけの先生に相談してください。

 

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.07.12更新

当院で通院している患者さんでも時々局所麻酔の注射をしたあとにドキドキと動悸

がするという患者さんがいらっしゃいます。

原因として考えられるのが局所麻酔液の中に含まれている血管収縮薬(エピネフリン)

の影響が考えられます。

基本的には数分安静にすれば自然に収まりますので心配はいりません。

あとは歯科治療や麻酔の注射に対しての不安や緊張感でドキドキする方もおります。

何回か治療をしていく中で慣れてくると出なくなることが多いです。

血管収縮薬に過敏な方や麻酔薬自体にアレルギーがあるという場合も時にあります。

その場合は検査を受けたほうが良いと思います。

電動麻酔器を使用することで、痛みを少なく、動悸が出るのを抑えたりできます。

また血圧が高い方、緑内障などの持病がある方は血管収縮剤が使えない場合がありますので、そのような場合は

別の麻酔をご用意いたします。

 

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

2017.05.30更新

これからQ&Aを更新してまいります。よろしくお願い致します。

投稿者: Dental Office SAGAMIHARA

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